不妊治療のやめどき。
おはようございます😊あゆちんです。
先日、夫と真剣に「不妊治療のやめどき」に関して話し合いました。
夫との赤ちゃんを流産したのは、去年の6月。
私の体は元々妊娠しにくく、
上の子二人の場合も、
長期不妊治療にて授かった命でした。
その為今回、45歳という高齢にも関わらず
思いがけない自然妊娠だったため、
不妊治療をすれば、すぐ授かるのでは?と淡い期待を持ってしました。
がしかし、
顕微授精1回
タイミング療法
すべて試してみましたが、惨敗でした。。。
今現時点、私の年齢は46歳。
AMH値も相当低く、左卵巣も全摘している為、頑張れるのは右卵巣しかありません。
そして更なる問題は、
万が一妊娠出来たとしても、私の年齢での
染色体異常によってその子がもし障害を持っていたとしたら。。。
命の選別をしたいわけではないですが、
我が家には今、14歳と12歳の二人の男の子がおり、
障害のある子を産んだとしたら、
私と夫は確実にその子に係りきりになるでしょう。
となると、まだ甘えたい時期の二人に
迷惑をかけてしまうことは間違いありません。
そして、次なる問題。
今話題になっている「ヤングケアラー」。
もし赤ちゃんが無事産まれてきたとしても、
現時点で、夫52歳。私46歳。
夫には睡眠時無呼吸症候群という持病もあり、私も腰に持病があります。
そのため、どちらかが何かしらの病気を発症した時に、その子はまだ小学生という可能性はあります。
その頃、上の子たちは成人している為
私たち夫婦を身近で助ける必要性が出てくるのは、その小学生の子供になるでしょう。
確実に「ヤングケアラー」への道ですね。
そんな事を夫と話し合い、
もう、不妊治療はやめどきではないか?
ということになりました。
私事ですが、上二人の子は元夫との子供。
今の夫とは再婚です。
もう、子供二人いるのだから
3人目を授かりたいとは贅沢な話かもしれませんが、
やはり、私も女。
愛する夫の子供を身籠りたい。
夫に子供を抱かせてあげたいという気持ちは
どうしても消えないのです。。。
モヤモヤする気持ちを払拭したく
一昨日すぐに図書館で↓の本を借りてきました📖
その名も「不妊治療のやめどき」。
内容、すごく勉強になることばかりでした。
まず、私のかかっている病名が分かりました。
「妊娠しなきゃ病」
まさにこれですね(笑)。
妊娠を希望する人は、最初は
「妊娠したい」から始まります。
が、次第にそれが「妊娠しなきゃ」に変わってきてしまうそうです。
まるでノルマかのように
「妊娠しなきゃ!妊娠しなきゃ!」と
苦しいループにはまっていくそうです。。
私もそうだなあ~。
「したい」と「しなきゃ」は似て比なるものとのこと。
「赤ちゃんを授かりたい」から
いつの間にか「妊娠を確実に実現しなきゃ!」に変わっていた自分に気がつきました。
そして、次に大事なのは、
「子供が欲しい理由を考える」
あたしは、可愛い赤ちゃんのと生活やその子を保育園、幼稚園、小学校に入れる、
あたりまでの事は想像し、夢見ていました。
が、子育てってそこまで?
その後も続くよね?
中学生、高校生、大学生、社会人、その後の中年。。。
その子がその後も成長し続ける先までしっかり考えているか?
私、そこ、しっかり考えさせられました。
私事ですが、私の妹は精神疾患があり
20歳くらいからずーっと引きこもり。
自宅はゴミ屋敷だし、自殺未遂を繰り返しています。
母は、「この子でこんな苦労するとは思ってなかったなあ。。。」と今も言葉を溢します。
母現在75歳、妹43歳。
この生活がずーっと繰り返されています。
産まれてくる赤ちゃん、
性格が真っ直ぐで素直で元気、
しっかり働き何の問題もなく人生を歩んでいける子、だけではありません。
産まれてきた子のこの先の人生まで
高齢の私たち夫婦は、責任を持って見守り続けることは出来るだろうか。。。
この本で一番心に刺さった言葉は
「自分を誉めてあげること」
不妊治療を頑張った自分を
しっかり誉めてあげて。
治療に沢山お金かかったよね?
長い年月かけて、治療続けたよね?
それは、全部無駄じゃないよ!
自分の人生の勉強になってるよ!
まずは、子供が出来ない自分を毎日責めるのではなく、不妊治療を頑張った自分を、
気持ちを、体を優しく誉めてあげること。
それがすごく大事と教えてもらいました。
夫にもこの本を読んでもらい、
多くの人が、不妊治療をやめるタイミング、
ゆっくりとフェードアウトしてやめていくことを理解してもらいました。
私は、夫との出会いの記念日。
9月25日までにフェードアウトして
不妊治療を終了する事に決めました。
今通っている診療院。
あと、7回タイミングがある。
悔いのないように心の整理をしていきたいと思います。
長文失礼しました💦
最後までお読み頂き有り難うございました😊